貧血だとなぜ冷え性になりやすい?

貧血と冷え性は強い相関があります。特に貧血の女性の多くは冷え性にも悩んでおり、その原因にも重なる部分が大きいですし、貧血が冷え性を呼び冷え性が貧血を呼ぶという相乗効果もあります。

 

そのためこの悪循環を断ち切るため、原因が明確な貧血をまず確実に治すことが重要です。

 

まず、貧血になると血液の原材料が不足するため造血の働きが弱まります。造血量が減り血液総量が減ることで血圧が下がります。

 

体の末端は主に温かい血液が体温を伝えて温めているのですが、血液量が減るとその働きも弱まります。少ない血液は末端に回る前にすぐ冷えてしまい、手足が暖まりにくくなります。

 

冷え性の方は決まって足先など心臓から遠い部分が冷えて痛いと訴えますが、血液循環による温度上昇がうまく働いていないためなのです。

 

そして末端の温度が下がるとそれ以上温度が下がらないよう血管を収縮させ、放熱量を抑えようとします。そして血管が収縮すると流れる血液量が低下しさらに暖まりにくくなり…という悪循環に陥るのです。

 

貧血から来る冷え性の解消にはまず鉄分の補給が必要ですが、それと平行して手足など冷えて困っている部位の血管を拡張するための工夫が必要になります。

 

例えば半身浴をし血管が拡張した状態を長時間維持したり、あとはやはり適度な運動が効果的です。運動を取り入れると末端の血管は確実に拡張していきますので、鉄分の摂取と平行して行うことで比較的楽に解消できるはずです。