貧血とは

貧血とは血中の赤血球やヘモグロビンが少なく、血液が担っている様々な機能が衰えている、あるいは全く全うできていない状態を指します。

 

貧血と聞いて真っ先に思いつく症状はめまいや立ちくらみ、フラつきなどだと思います。これらはもちろん貧血の症状の一つですが、血液の成分は正常だが脳に正常に行き渡っていないなどの原因も考えられ、貧血と似た脳関連の障害は非常に重く予後が悪いものもあるため、まずは検査を行うことが非常に重要です。

 

貧血は自覚症状がある頃にはかなり重症化していることが多いです。

 

というのも、貧血の多くは鉄分の枯渇が原因となっていますが、血液に用いられる鉄分は貯蓄用の鉄分と実際に使う鉄分に分かれており、鉄分の過剰な消費や摂取量不足によって先に減るのは貯蓄用の鉄分であり、貯蓄用の鉄分が枯渇すると実際に使われる鉄分が減っていきます。

 

そのため、貧血を自覚することにはまず間違いなく貯蓄鉄が枯渇しきっている状態で治療のための鉄剤投与によって数値が正常値まで改善するにはそれなりの時間を要します。

 

ですから、貧血は自覚症状が出る前に早期発見できるよう定期的に血液検査をし、早め早めの対策を取ることが重要です。

 

特に持久力が必要となるマラソンなどの一部のスポーツ競技者は貯蓄鉄が減っているだけでも運動内容に影響が出ますので、なおさらこまめな定量的チェックは欠かせません。献血時の成分検査でもわかるため、献血ついでにチェックするのもいいでしょう。