子どもの貧血の原因

鉄分とは人間の成長において非常に重要な働きを担うミネラルです。そのため、成長期においても不足しがちで、不足した分は血液への供給が減り貧血という形で表れます。

 

特に小学生高学年から高校生くらいまでの体が大きく成長する時期は鉄分が非常に重要で、親が意識して鉄分が豊富な食事をさせる必要があります。サプリメントも有用ではありますが、子供にサプリメントを飲ませることに抵抗を感じる人も少なくないでしょう。であれば毎日の食事に十分気をつけなければなりません。

 

また、成長と別の話としてスポーツ貧血というものがあります。この頃は子供が部活動などでスポーツに熱中することも多いですが、スポーツの中でも長距離走る必要のあるスポーツや、足を強く打ち付ける動作を伴うスポーツ(例えば剣道や柔道)などは運動中に大きな鉄損失を伴います。

 

というのは、足の裏の表面を通る毛細血管内に流れてる赤血球などが、足の裏への衝撃で破壊されてしまうのです。これは二足歩行を行う人間であれば多かれ少なかれ日常的に発生しているものですが、足への負荷の高いスポーツではこの血液の成分破壊の影響が顕著になり、破壊された赤血球が一定以上になり再吸収も間に合わなくなると尿に混じって排出されるようになり、量が多ければ血尿となります。

 

これを行軍性ヘモグロビン尿症と言います。この血尿自体は危険なものではありませんが、特に女の子ですと毎月の生理で鉄損失が多いところにスポーツでさらに鉄を大幅に損失してしまうと一気に貧血が進行してしまいます。食事には一層の配慮が必要となるでしょう。